2020年2月13日1 分

歯磨き粉について(虫歯予防として)

最終更新: 2020年2月16日

「歯磨き粉は何を使ったらいいのですか?」

と質問されることがとても多いのですが、お勧めできる歯磨き粉は患者様のお口の中の状態によって変わります。

■虫歯傾向の高い方へ

フッ素濃度の高いもの(1,450ppm)をお勧めします。

2017年よりフッ素の濃度が1450ppmの高濃度配合されているものが販売されていることをご存知でしょうか?それまでは日本で販売されている歯磨き粉は1,000ppm以下という規制があったのですが、それがようやく欧米並みに認可され、およそ1.5倍のフッ素濃度になっています。

■6歳未満の小児には推奨しない

厚生労働省では推奨しておりませんのでご注意ください。これは体重が小さいことや、上手にうがいができなかったり、飲み込んでしまったりとコントロールが難しいからだといえます。一番フッ素を使いたい年齢のお子さんに使えないのは残念ですが、ご心配の方は当医院で定期的にフッ素を無料で塗布することもできますので、是非ご利用ください。

■フッ素を口の中に残す

フッ素の効果を高めるために歯磨き後のうがいは軽く1回だけにしてください。これは意外と重要なことなんです。フッ素の効果を高めるためにできるだけお口の中に残したいからです。