top of page

歯周病について

 

 

歯周病は歯を支える歯茎の病気です。よく歯茎から出血するということを耳にしたり、実際にご自分でも体験したことがあるのではないでしょうか?それは歯茎が炎症を起こしている可能性が高い状態です。

通常、健康な歯茎では歯みがきをした程度では出血しません。また、歯茎がムズムズしたり、お口の中がネバネバするなど不快な症状が歯周病によるものの可能性はとても高いです。歯周病の有病率は、25~34歳で32.4%、45~54歳 で49.5%、65~74歳で 57.5%と特に中高年の方は約半分の方が、歯周病ということが分かっています。

歯周病が怖いのはあまり自覚症状がなく、知らぬ間に進行してしまっていることが多いからです。実際の患者さんでも、一見、健康そうに見える歯茎でも実は歯周病が進行しており、ある時突然歯茎が腫れたり、痛みだしてようやく事の重大さに気づかれる事もよくあります。ときには「痛みはあまりないが最近歯がグルグラしてきた。」と、来院されることがありますが、すでに歯を抜かなくてはいけないほど歯周病が進行している場合もあります。

なぜなら、歯を失う原因の第一位は歯周病なのです。

 

 

 

 

歯の喪失の原因公益財団法人8020推進財団
「永久歯の抜歯原因調査報告」(2018)

 

 

 

このような事にならないためにも、当医院では半年ごとの検診をお勧めしております。

 

歯周病について詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。

http://www.perio.jp/qa/cause/

 

 

歯周病の治療について

 

歯周病の原因は主に歯の周りについたプラーク(歯垢)です。歯周病を予防するためにはこのプラークをきれいに取り除くことが大切です。普段の生活の中では歯磨きがとても大事ですが、どんなに上手に歯を磨いたつもりでも100%プラークを除去することはとても難しいことです。その磨き残しが少しずつ歯石となりその上にまたプラークが沈着するという悪循環に陥ってしまします。歯石は歯ブラシでは取り除くことができません。歯科医院できれいに取り除いてもらいましょう。

 

当医院では歯石の除去もすべて院長が責任を持って行います。こうすることによって患者さん毎に歯並びや歯の形による歯石の付きやすいところを歯周病の進行状況とともに把握でき、それぞれの患者さんに合った歯磨きの方法や歯間ブラシのサイズ、デンタルフロス(糸ようじ)の使い方などをご指導させていただいております。もちろん、歯石を除去しながら虫歯の早期発見や歯ぎしりによる異常摩耗の有無についても1本1本確認しておりますので、ご安心いただけるものと考えております。

img-kokuminbyo03.jpg
img-kokuminbyo02.jpg
bottom of page